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CES 2024
Virtual Production The Future of Content Production
Descriptive Transcription: Japanese
Edited by 2023.12.26
《テンポの良い軽快な音楽と共に、黒い背景に白い文字のアニメーションが浮かび上がる。》
ナレーション
クリエイターに、テクノロジーで今よりもっと自由な制作環境を提供したい。
《地面の水たまりに建物の光がぼんやりと映ったカットのあと、路地が表示されたCrystal LEDの前に置いてある自動車を男性がカメラで撮影している。手前のモニターには、まるで本当の街中に自動車が停車しているかの様な映像を、カメラがリアルタイムで切り取っている。LEDのサイドから、キャラクターのイラストが描かれている自動車が置いてあるスタジオの映像へと変わる。》
ナレーション
ソニーは、2020年のCESでバーチャルプロダクションを使ったプロトタイピングを公開しました。それから3年、現在では多くの映像制作の現場で、バーチャルプロダクションが活用されています。
《薄暗いスタジオへとシーンが変わり、男性が操作しているパソコンのモニターにはCrystal LEDに映し出された背景アセットと同じ映像が映っている。クレーンに吊るされたカメラから、先ほどのスタジオの俯瞰へと切り替わる。Crystal LEDの前には、岩などのセットが組まれており、画面の手前には多くのスタッフがパソコンやモニター画面を見ながら作業をしている。》
ナレーション
バーチャルプロダクション技術のひとつ、In-Camera VFXでは、大型のLEDディスプレイに、ゲームエンジンを使用して3DCGを表示。ディスプレイの前に人物の被写体を置き、その様子をカメラで撮影することで、リアルタイムで合成を完了することができる技術です。
《先ほどの実写のCrystal LEDから、同じLEDのグラフィックアニメーションが浮かび上がる。背景アセットが映し出されたLEDの前に立っている人を撮影するカメラから、撮影範囲を示す四角の線が表示される。画面左下には、実際に撮影された映像の例が小窓で表示される。カメラの動きが変わることで、ディスプレイの中の背景アセットが連動して変化することで、実際に撮影した映像の見え方もリアルタイムで変化している。》
画面上の文字:VIRTUAL PRODUCTION
LED WALL +In-Camera VFX
ナレーション
カメラの位置情報に合わせて、背景の3DCGが変化するため、まるで実在するロケーションで撮影しているように3DCG空間を撮影することができます。
《アニメーションのLEDに映る背景映像の場所が、空港やビル群の景色へと切り替わる。Unreal Engineの画面が映し出される。画面左側にはリアルに再現されている街並みやお店のバーチャル映像や、影の向きを調整している映像。スタジオでの撮影シーンへと変わり、カラフルなボールが映ったCrystal LEDの前で、ワイヤーに吊るされながら腕を大きく振って演技をしている黒髪の女性、ドリーに乗って撮影している男性カメラマンや、スタッフの後ろ姿。小さなモニターには、先ほどの女性が大きく腕を振って演技をしている実際に撮影された映像が流れている。》
画面上の文字:BTS of Transforming Shibuya Spain-zaka into 3DCG
©︎ 2022 Sony PCL Inc.
ナレーション
たとえば、撮影が困難な場所でも、その空間を3DCG化して背景として使用することでバーチャルプロダクションでは撮影ができます。
《植物が巻き付いている城の様な空間が映る大きなLEDと作り込まれたセットが設置してあるスタジオへ場面が変わると、画面の中心からスタジオの名称が現れる。カメラを操作する髪を結んだ男性の横顔、先ほどのスタジオで撮影している映像から、画面が徐々に小さくなり小窓になると、青色の世界地図のアニメーションへ切り替わる。ロサンゼルスの場所から、小さくなった小窓へと線が伸びると同時に小窓の下に文字が徐々に表示される。》
画面上の文字:Sony Pictures Studio “STAGE7”
画面上の文字:LOS ANGELES
ソニーが手がけるバーチャルプロダクションスタジオは、ワールドワイドに広がっています。そこでは日夜、さまざまなジャンルのコンテンツが、新しい挑戦を持って制作されています。
《違うスタジオで、実際に撮影した映像を映したモニターのクローズアップと、その後ろに実際に撮影している様子がぼんやりと映っている。画面中央から、スタジオの名称が浮かび上がる。運転している強盗と格闘する女性の本編映像へと切り替わり、映像が徐々に小さくなって小窓になると、再び世界地図のアニメーションに変わる。日本の地図が画面の中央に登場し、東京の場所から小窓へと線が伸びる。》
画面上の文字:KIYOSUMI-SHIRAKAWA BASE
画面上の文字:drive behind the scene
©︎ 2023 Sony PCL Inc.
画面上の文字:TOKYO
《海と草原の映像が映る大型LEDの前で、小さなセンサーがついた黒いボディスーツを着用した女性が踊っている。画面中央から、スタジオの名称が浮かび上がる。その女性を撮影するカメラマンの左横には、ボディスーツの女性と同じ動きをする茶髪の女性アバターが映った大型のモニターがある。女性が両腕を広げて踊ると連動して、モニターの中の女性アバターも同じように踊っている。映像が徐々に小さくなり小窓になると、上海の場所から線が伸びる。》
画面上の文字:Sony Gwantsi Studio
画面上の文字:SHANGHAI
《大型LEDと天井のLEDには迫力のある未来感溢れる背景アセット映像が映っている。画面中央から、スタジオの名称が浮かび上がる。ディスプレイの手前でパソコンを使用しながら調整をする男性から、広いスタジオの中でディスプレイの前で調整をしている男性へ映像が変わる。》
画面上の文字:YTO-A
《別のスタジオへと変わり、画面中央からスタジオの名称が浮かび上がる。オレンジ色のLEDの前に車や照明機材が置かれている映像から、岩などの景色映し出されているLEDの前に、車がスタジオの中へ登場する。》
画面上の文字:YTO-B
《男性と女性2名が車に乗っている様子を撮影しているメイキングシーンに切り替わる。女性が車の窓ガラスを降ろしている映像が映ったモニターから徐々に映像が小さくなり、2つの小窓へと変化しする。アニメーションの地図が再び現れ、カナダのトロントから線がそれぞれの小窓へと伸びる。》
画面上の文字:TRONTO
ナレーション
制作の現場でクリエイターに本当に必要とされる新しいテクノロジーをいち早く開発するために、国や担当領域を超えて、開発者、クリエイター、制作チームなどの連携が始まっています。
《世界地図のアニメーションがズームアウトされて全体像が見えると、先ほど紹介されたスタジオ5つが世界地図に並んで表示される。それぞれの小窓の下にはスタジオがある都市の名前が現れる。》
画面上の文字:LOS ANGELES, TORONTO, SHANGHAI, TOKYO
《画面右側にある東京のスタジオの小窓が徐々に大きくなり、全画面に表示される。月と惑星のCG背景のCrystal LEDがある少し暗いスタジオを俯瞰から撮影した映像から、同じディスプレイとセットの床を調整しているスタッフを下から撮影した映像へと切り替わる。ディスプレイには、緑色の線で幾何学の模様が描かれた映像が映っている。画面の中央から、タイトルがアニメーションで表示される。》
画面上の文字:Develop Technology for Creator’s needs
《スタジオでLEDに向かって歩いている黒髪の女性を撮影するカメラのカットから、扇形の屋根が特徴的な駅やビルの街並みが映るLEDの前を歩いている女性へと変わる。その女性を撮影し、リアルタイムでCG合成した映像を別のモニターで観ている3名の男性スタッフの後ろ姿が映る。》
Noriaki Takahashi
清澄白河では月2くらいのペースでフィールドテストみたいなことをやったり
こういう風に進化したらいい、といったところをディスカッションしながら 技術開発しています
《ガラスの壁をバックに、眼鏡をかけて紺色のジャケットを着た男性が座って話している。男性の左側から名前が表示される。》
画面上の文字:Noriaki Takahashi
Content Technology R&D Engineer
Sony Corporation
《再びCrystal LEDがあるスタジオへと映像が戻り、照明や背景アセットを調整している複数のスタッフ、Crystal LEDの背景アセットをモニターで確認する女性の後ろ姿。白い壁の前で座りながらインタビューを受けている男性の映像へと切り替わる。眼鏡をかけた男性の左側には、名前の表示。》
画面上の文字:Kazuma Endo
VP Producer
Sony PCL Inc.
Kazuma Endo
いろいろな技術のチームと一緒に進めていることがスタジオの進化にも繋がっていき
技術がアップグレードすることで スタジオにとっての知見もたまって行くと思います。
《黒いフード付きの服を着た男性が、小さいカメラを持ってカフェの様な場所を撮影している。画面右側には、撮影された写真から生成されたカフェの3DCGが表示されている。カフェを左から右へ動いている映像から、一部がガラス張りの特徴的な建物の前で立っている女性の後ろ姿と、画面手前で並んで歩く男性2人の横顔、そしてスタジオのLEDの前で髪の長い女性が手前に歩いている姿へと切り替わる。カメラマンがカメラを動かすと、連動してディスプレイの中の建物のアングルも動いている。》
Noriaki Takahashi
まだ技術が荒削りの状態から 現場で技術を使っていただいて
実際に必要な仕様というのはどういうものなのかなど
一緒にディスカッションしながらその技術を育てクイックに実用化に近づけていくことができる。
《暗いスタジオで、未来的な建物を映るLEDが煌々と光っている。ディスプレイの前でプレゼンテーションをする男性の横には、PXOのロゴが入ったモニターが置いてあり、座って話を聞いている人たちの後ろ姿もシルエットで見える。テンポの良い音楽と共に、スタジオでプレゼンテーションをしている人たちを様々なアングルから撮影した映像が流れる。》
《カーキ色の帽子と黒地に小さな赤い花柄のシャツを着た男性が座って話している映像へと切り替わる。男性の右側から名前が表示される。》
画面上の文字:Phil Jones
VFX/ VP Supervisor on Star Trek
Phil Jones
ソニーとのパートナーシップにはとてもワクワクしています。
ソニーの技術はとても信頼できるものですし、とても協力的で
この技術を更に良いものへ発展させられると考えています。
《シャツにベストを着た眼鏡姿の男性がモニターを見ながら話している姿、プレゼンテーションを聞いている人たち、右側のモニターにはPXOの文字が写っており、その横でプレゼンテーションをしている白いニットを着た女性と黒いキャプを被った男性の姿へとテンポよく映像が流れていく。》
Noriaki Takahashi
我々の得意とする超解像の技術や高解像度化の他の技術などが、
Pixomondoのバーチャルプロダクションのワークフローや、
VFXのワークフローに入れることができるんじゃないかという議論が始まっています。
《同じ会場でモニターを使いながら話している紺色のシャツを着た男性を遠くから撮影した様子、機材の一部のクローズアップ、そして機材を回しながら説明をしているチェックのシャツを着た男性の姿を、座りながらたくさんの人が見ている。スタジオのセットで、同じ機材を使っているスタッフの後ろ姿の映像、モニターの画面が流れたあと、白いシャツを着た男性と、黒いジャケットを着た眼鏡姿の男性がプレゼンテーションを行っている。》
《そのプレゼンテーションをメモをとりながら真剣に聞いている多数の人たちの映像から、3人の男性たちのプレゼンテーションを聞いている人たちの後ろ姿、森のCG背景が映るディスプレイの前で、背景を調整する男性スタッフへ。》
Phil Jones
私達は同じビジョンを持っているソニーの皆さんと一緒に、より良い映像を制作する為に
R&Dの分野からバーチャルプロダクションの技術を進化、発展させていけることを
とても光栄に思っています。私達はみんな同じ目標を目指して進んでいます。
《機材で調整するスタッフの手元のクローズアップから、スタジオのLEDの前で話している2人の男性の寄りへと変わる。LEDにはトンネルの中を車で走っているかのような映像が流れており、車を揺らしながら撮影している。トンネルの中から外へ出る映像と連動して、ディスプレイの前に置いてある照明の色がオレンジから白いライトへ変わる。モニターを見ながら話す男性2人の映像から、車の助手席を倒して寝転び、足を窓から少し出しながら携帯を触っている女性の姿を、違うアングルから撮影した様々なシーンが流れる。》
《森の風景が映ったLEDとヘッドライトがついた車に向かって歩いていく男性、後部座席に座る女性を撮影しているカメラマンの後ろ姿や、カメラで撮影する男性をアングル違いで切り替わったあと、窓に水をかけて演出する男性へ映像が変わる。小さなモニターには、車から外を眺める女性の横顔と濡れた窓ガラスが映っている。LEDに草原のCG背景が映ったスタジオで、携帯を触りながら車の席から降りてくる女性を撮影するカメラマンから、話している3人の男性たちの姿へ。》
Noriaki Takahashi
ソニーグループは撮影から送出まで、例えばカメラやLEDのディスプレイ、
撮影に使うビデオカメラといった全体のワークフローに関わっています。
《Crystal LEDの前でワイヤーに吊るされながら腕を大きく振る女性の姿を撮影するカメラマンのへと場面が変わる。カットがスタジオへと戻り、LEDには渋谷の街並みとカラフルなボールが色鮮やかに映っており、複数のスタッフがディスプレイの前で話し合っている。ディスプレイをコンピューターを使用して調整している技術者の横顔や、撮影の準備をしているスタジオの俯瞰風景へ映像が切り替わる。》
画面上の文字:BTS of Transforming Shibuya Spain-zaka into 3DCG
©︎ 2022 Sony PCL Inc.
Phil Jones
私たちは 背景アセットのデザインから構築、現場でのオペレートまで一貫して提供することが可能です。 そして、我々のVAD (Virtual Art Department)チームは撮影に必要などんな背景でも制作できます。
《宇宙船のようなスタジオのセットの中で演技をするスタートレックの本編映像の女性から、セットの3DCG映像へと切り替わる。カメラがアングルを変えながら下に降りていくと、白色の3DCG映像がどんどん色づいていき、実際にそのセットを使用しながら撮影している本編映像へと再び戻る。》
《カフェの中で、2人の男性が挨拶しているシーンから、帽子を被った男性とグレーのセーターを着た男性が肩を組みながら笑顔で歩いている映像へ。スタジアムの観客席が映ったLEDの前で、赤いユニフォームを着た男性がゴールをしようとサッカーボールを蹴り上げている瞬間を撮影しているシーンから、サッカーの試合を撮影しているメイキング映像へと切り替わる。選手たちの様子をドリーに乗って左から右へ撮影するカメラマンの姿そして実際に撮影されたサッカーをしている選手たちの映像が流れる。》
Noriaki Takahashi
今回のバーチャルプロダクションのように、制作やクリエイターが作品を作るワークフローのすべてに一気通貫でサービスがあるっていうのが とてもいいアプローチになるのではないかなと思います。
《オレンジ色の車に設置されたカメラを調整する技術者たちの姿を、下から上の方向で撮影した映像が流れる。カメラが設置された走行中のオレンジ色の車、車のカメラが撮影した映像を見ながら話をする3人のスタッフ、モニターに映った映像へと切り替わる。大型のLEDや複数の照明をスタッフが調整しているスタジオへ場面が変わり、パソコンのモニターのクローズアップから、薄暗いスタジオの中で、パソコンを操作している男性の後ろ姿の奥にはLEDと照明が置いてある。LEDには、先ほどの車で撮影された夜の街の風景が映し出されており、その映像を操作する技術者の後ろ姿が映る。》
《青い光でライトアップされたセットの前で踊る男性の姿。》
Eva Mok
この技術は ディレクターとして、あらゆる方面で自身のクリエイティビティを解き放つものになると思います。この空間なら世界中のどこへでも行くことができるし、もちろん 宇宙に行くこともできる。
クリエイターが望むもの すべてを創造することができます。
これは最先端の技術だと実感しました。
《髪を結んだ女性が話しているインタビュー映像へ切り替わる。左側には女性の名前が出ている。LEDに映る薄い緑や、オレンジ、紫などのグラデーションが変化するのに連動して、マーブル模様の壁も色が変わり、光っている。そのディスプレイの前に立つ髭の生えた男性を撮影するキャップを被ったカメラマンの姿や、ダンサーの2人と笑顔で話したり、女性のダンサーに指示を出すカメラマンの姿がテンポの良い音楽と共に流れる。》
画面上の文字:Eva Mok
Talent Cordinator
《LEDに映る映像と同じ映像を調整するモニターが映ったあと、大型LEDの中でたくさんの複製されたアニメーションが踊っている迫力のある映像へと切り替わる。スタジオへと戻り、青と白のグラデーションのLEDの前で男性と女性のダンサーが踊っている。》
Phil Jones
私達のクライアントはもとより、私達自身の中から出てくるリクエストにも高い精度の技術で
より鮮明なイメージをもって応えることが可能になりました。
そして重要なのは それをいち早く制作現場で使用できることです。
《モニターを見ながら話している複数の技術者たちや、一緒に交流している映像が流れた後、プレゼンテーションを聞きながらメモをとる人たちの姿やプレゼンテーションを行う技術者の映像が流れる。》
Noriaki Takahashi
クリエイターの意見を踏まえて技術を開発していくと
最終的な映像という成果物が 目に見えて良くなっていくということがあります。
《再び東京のスタジオへと戻る。LEDに映る映像を確認している女性の後ろ姿、機材やカメラの調整をしているスタッフの姿が映った後、白い壁をバックに、眼鏡をかけた男性のインタビュー映像へ。》
Kazuma Endo
同時にいろいろな作品で、いろいろなチームの方々とスタジオで仕事をしていると
都度、新しい発見がある。
チームと一緒にアップデートしていくことができれば、この技術は技術開発だけじゃなくて
実際の作品で使われるものになっていけるんじゃないかと思います。
《グリーンバックになったCrystal LEDと、手前に置いてあるカメラのモニターには、背景アセットが合成された映像が映っている。モニターを見ながら背景アセットの確認をしている技術者たちや、近未来的な青色の建物の背景アセットの前でスタンバイする俳優の姿が映ったモニター画面、カメラマンを横から撮影した姿などが映る。ボリュメトリックで作られたCGモデルを使った背景アセットが、スタジオのCrystal LEDに映されている。》
画面上の文字:”King-Ohger”
©︎ 2023 Toei Company, ltd. All Rights Reserved.
ナレーション
進化を続けるソニーのバーチャルプロダクションを活用し、様々な作品がうまれています。
《画面中央に白い文字のアニメーションが浮かび上がる。背景にはスタートレックの撮影スタジオが映っている。大型LEDの前に宇宙船のようなセットが組まれておりクレーンに乗ったカメラやモニターなどの撮影機材が映っている。セット内では近未来的な衣装を着た演者が演技をしている。》
画面上の文字:Expanding creative possibilities
Mujia Liao
映像作家や撮影監督、プロダクションデザイナーなど 全員が一緒になって
クリエイティブな決断をおこない、一丸となって世界を創造することで
観客をまだ誰も行ったことがない場所へ連れて行くことができる。
《スタートレックの本編映像が流れたあと、紺色のダウンジャケットを着た長い髪の女性がLEDの前でインタビューを受けている。》
画面上の文字:Mujia Liao
Head of VAD/ Art Director
《先ほどのスタジオ内をカメラは進んでいく。スタッフと演者が話をしながら歩いている姿やセットを調整するスタッフの姿が映る。大型LEDに映される映像を調整するPCモニターが映った後、もう一度スタジオのセット内で美術セットを複数のスタッフで持ちながら設置する姿や、赤と黒の制服を着た俳優たちが並び、撮影しているカメラマンの映像が映る。》
《未来的な建物の中で銀色の宇宙服を着た女性が映り、次のシーンではその女性が同じ宇宙服を着た男性と話しているスタートレックの本編映像が流れる。画面はそのシーンを撮影している様子に切り替わり、それが大型LEDの前で撮影されていることがわかる。》
《カーキ色の帽子に、黒地に小さな赤い花柄のシャツを着た男性が話をしている姿が再び映る。》
Phil Jones
私達は クリエイティブ・パートナーでありたいです。
単なるベンダーになるのではなく
クリエイティブなプロセスに 最初から関わりたいと思っています。
《少し薄暗いスタジオの中で、4人の男性の後ろ姿が映し出される。その内の1人はこちらを向いており、他の男性たちと話し合っている。画面左側に黒い服を着て黒い帽子を被った男性の後ろ姿が映り、その男性は2つのPCの画面を操作している。暗いスタジオの中にライトがついた乗用車が置いてあり、その乗用車の後ろには大型のLEDが設置されている。乗用車のライトと、LEDの電気が同時に消える。》
《先ほどと同じスタジオで、大型LEDには浜辺の風景が映されており、その前にトラックが置かれておりそれを数人の撮影スタッフが押して移動させている。スタジオ全体の俯瞰映像に変わり、様々な撮影機材とスタッフが映っている。》
《演者やスタッフたちが集まって撮影の準備をしている別のスタジオの俯瞰映像へ画面が変わる。奥には大型のLEDが設置されており、演者やスタッフたちが集まって撮影の準備をしている。手前にはPCのモニターがあり、その画面でLEDをコントロールしていることがわかる。LEDを見上げるような画角になり、手前にはカメラを操作するカメラマンが映っている。白い壁を背景に、話している白いシャツを着た男性が映っている。》
画面上の文字:”King-Ohger”
©︎ 2023 Toei Company, ltd. All Rights Reserved.
画面上の文字:Kazuya Kamihoriuchi
Director of King-Ohger
Kazuya Kamihoriuchi
撮影した瞬間に”あっ、夢が叶った!”と思ったんですよ。
この速さを提示してもらえたからこそ、僕らは一年間毎週放送する番組で
あのクオリティーをお送りできるようになった。
《PCモニターの前で数人の男女が話し合っている映像の後、ディレクターがカメラマンと話し合っている映像に切り替わる。王様戦隊キングオージャーの撮影風景に切り替わり、LEDの前でオレンジ色の衣装を着た5人の敵と戦う和服の衣装の戦隊ヒーローと、それを撮影しているカメラマンが映っている。一度スタジオ全体を見渡す画角に切り替わり、オレンジ色の衣装を着た5人の敵と戦う赤いコスチュームの戦隊ヒーローが映し出される。》
《高速道路のトンネルの中を駆け抜ける車と、その車の屋根には拳銃を手に持ったスーツの男性が乗っている。高速道路の外の映像に切り替わり、車の前方から左へ回り込むようなダイナミックなカメラワークで、走る車が映し出される。》
《2台の車のカーチェイスのシーンがCrystal LEDの前で撮影されている。前方の白い車には女性が乗っており、後方の黒い車には拳銃を手に持ったスーツの男性が乗っている。》
画面上の文字:drive behind the scene
© 2023 Sony PCL Inc.
Koichi Tokuhira
技術環境への有機的なやりとりなど、そういう使いかたが
この環境をおもしろく使えると思います。
《高速道路のトンネル内でのシーンを撮影しているスタジオ内の映像へ変わる。男性が運転しており助手席に女性が乗っている。助手席側の窓にサングラスをかけ、拳銃を持ったスーツの男性がしがみつき、助手席の女性に襲いかかっている。トンネルの外のシーンに切り替わり、車は大きく弾み、その勢いでお金が車内に散らばる。車内の窓からはビル群が見える。》
画面上の文字:drive behind the scene
© 2023 Sony PCL Inc.
Koichi Tokuhira
人の心を動かす何か、それはこの新しい技術の可能性を示すものだと思います。
《眼鏡をかけた、カーキ色のコートを着た男性が話している横顔から、黒色の背景のCrystal LEDの前で話している引きの映像へ変わる。LEDには、Sony PCL Inc.と赤い丸に白い文字でtyoと書かれたロゴが表示されている。》
画面上の文字:Koichi Tokuhira
Director of drive
《暗い撮影スタジオが映し出される。奥には大きな花の形のような光が見える。手前ではクレーンに乗ったカメラが降りてきた映像のあと、Inikoのミュージックビデオの本編が流れる。先ほどの花の形をした大きな光の前に、数名の女性が集まってくる。女性たちと黒ずくめの人物が戦い始め、そのシーンを撮影するスタッフの後ろ姿が映し出される。》
ナレーション
バーチャルプロダクションの背景として使用した背景3DCGを、オンラインゲームのフィールドとして使用する挑戦も行われました。
《画面が2分割になり、右側に先ほどまで映っていた撮影風景の映像、画面の左側には縦型のゲーム内の映像が流れる。ゲーム内映像ではミュージックビデオの背景に使われている背景と同じアセットの中を走り回るキャラクターが映っており、MV内で使われている背景アセットがゲーム内のフィールドとして使われていることがわかる。》
《ゴーストバスターズの本編映像へと切り替わり、大きな白いお化けが建物を壊しながら登場し、タクシーを踏みつける足元が映る。チェックのジャケットを着た男性がカメラを持ちながら指示をする姿から、先ほどの白いお化けをUnreal Engineで足元を調整している画面が表示される。》
ナレーション
さらにゲームエンジンを活用した新しいチャレンジとして、全編リアルタイムレンダリングで高品位なコンテンツを制作するプロジェクトも発信されています。テクノロジーを活用した、映像制作への挑戦は今後ますます広がりを見せていきます。
《モニターにキョロキョロと見渡している白いお化け、コンピューターのモニターで白いお化けのモデリングを調整している男性の姿や、センサーをたくさんつけた黒いボディースーツを着た男性が動いている姿を撮影しているカメラマンの映像へと切り替わる。黒いボディスーツを着た男性が表情豊かに演技をしている奥には、同じような表情をした白いお化けがモニターに映っている。再びゴーストバスターズの本編映像へと切り替わり、建物の中をのぞいている様なお化けが映る。》
《再び、カーキ色の帽子と黒地に小さな赤い花柄のシャツを着た男性が話しているインタビュー映像へ。》
Phil Jones
ソニーグループのさまざまなチームと共に 未来に向かっています。
テクノロジーのみならず クリエイティブな進化も飛躍的に進化するでしょう。
《ソニーのロゴで映像が終了する。》